2017年2月1日水曜日

オールブランとチョコと私



「人の心は物に投影されることがある。」

確かにそうだなあと感じることが多々あります。



私は大きな決断や重要な判断をしなくてはいけない時・・・

真実(ほんと)の瞬間はいつも~死ぬ程こわいものだから~と
ブルーハーツのヒロトも歌っているように、

とりあえず恐怖?を感じるのか、思考も身体も停止状態になることがあります。



でも、そんなことでいちいち停止状態になっていては生活できないので、
「起爆剤」を用意し、そんな状態を打破します。
そんなときにたいがい用意されるのが、ジャンクな食べ物。

あまりいいことではないのは承知の上ですが、
無意識に逃げるのではなく、「意識的に一時避難をする。」といった感じでしょうか。


つい先日も「よし、起爆剤が必要だ」となり、
どんなものにしようかと考えました。

少し前に胃腸の調子を悪くしていたこともあり、
完全なジャンクものに行く勇気がない。
でも、起爆剤になるぐらいのものはほしい・・・。

ぎりぎりのせめぎ合いの結果、
オールブランに牛乳をかけたものに板チョコのかけらを散らすことに。

食物繊維やビタミンなど色々な栄養素が盛り込まれ、
健康的な朝食を想定して作られたであろう、オールブラン。
そして少量の板チョコ。


自分の健康を壊したくはないが、自暴自棄に走りたくなる自分も受け止めたい・・・。
そんな自分の思いがこの一皿に凝縮されているように見えました。


もちろん、もちろん、
大きな決断や判断を前に、スマートに対処できるようになる
のが一番いいのは重々承知の上。


こんな小さな一皿に結構な機微のある自分の心が宿るとは・・・

思ってもみなかったなあ。






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